境川日誌

境 川 日 誌

(diary・Twitter)


優しさと情を浮かべゆるやかに 清き流れに託すつぶやき


   
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境川
ー近くを流れる境川、鯉や鴨が泳ぎ翡翠が棲み自然が残る私の散歩コースー


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時流れ 人の世は推移する

ー勝 者 必 滅 諸 行 無 常 の 響 き あ り ー  


2021・01・01(金)






”お断り”

このコーナー”境川日誌”は、2012年10月1日から昨日2020年1月31迄、7年4ケ月に亘り一日も欠かさず書き続けて参りました。昨年前半からソフトバンクからの妨害が始まりました。文字化けやインプット中に全部消滅して復帰に一日を要す事が度々起きたりで、苦労しました。又、ウインドーズ7から10への更新・バージョンアップを怠った為か、雑多なウイルスらしきものが侵入し現在は更にパソコンの状態が悪化してしまいました。私は資料や作成した文書については全て3.5インチのFDに移し格納して保存して参りました。妨害で消されても、或るいは自分の失敗で消去してしまっても、FDを活用し引き出して復元して参りました。ここ1ケ月程前から、頼りのFDへの移行と格納が不可能な状態に陥ってしまいました。悪戦苦闘・試行錯誤を重ねて参りましたが正常に復帰できなくなってしまいました。残念ではありますが、1月をもちまして暫く休稿とさせて頂きます。又PCの調子が戻り、自身の気力が湧く状態に快復しましたら再開も考えて居ります。


2020・02・01(土)






今年も1ケ月がアッという間に過ぎ去ってしまった。今年の冬は裏日本や東北でも雪も降らず積雪ゼロでスキー場も開業できない所が多かったようである。平均気温も平年より2.5℃も高く記録を採り始めて最高を記録したようである。地球の温暖化、政治ではトランプを先頭に安倍君は勿論、国際的に右派が台頭してきている。イギリスがEUを脱退し、世界政治や経済も混迷を深めている。これから世界が、日本が、どう進むのか関心は深まるばかりであるが・・・。私も78歳と老化し、硬直し始めた頭脳では明確な展望らしき発想は中々浮かんでこなくなって来ている。


2020・01・31(金) 晴





昨日連合と経団連のトップ会談が行われ、マスコミはこれを以って春闘スタートと言うが、私達労働者OBかに言わせれば、春闘とは文字通り話し合いではなく闘いであり、最後に妥協点を探って話し合いで解決する。最大の課題は賃上げであるが、労働者が働いて創り出した利潤を企業が独り占めするのでなく、パイを労働者にも配分し懐を温める、労働者の財布の紐を緩めて購買力を高める。これが経済の循環であり、日本全体の景気を上昇させる基本である。現在アメリカで上位1%の富裕層が下位50%の総資産を上回っている。日本でも同様な事が言える格差社会、貧しい生活を余儀なくされているのが現状である。ここまで格差社会は極限まで来ている。税の専門家三木義一氏は「富裕税が必要だ」と、コラムで訴えている。


2020・01・30(木) 晴





大衆的な飲み屋のチエーン店やスナック等で働く若い女性、嘗ては高校生のバイト生からフィリピンからの出稼ぎ、次に中国からと集中し、現在はベトナムから働きに来ている人が占めると、時勢は移り変わっている。出稼ぎに来るには地元と受け入れ先の日本とを結ぶ組織的繋がりが有り、所謂ブローカーへ100万円とか200万円の大金を出さなければ日本で働けない、ヤミルートが有り、日本で働いてもその借金払いで苦労したようである。現在日本では介護の世界がドル箱で、集中して投資が進行し過剰投資が現状である。箱物は出来ても即外国から来て働かせる訳にはいかない。相手が人であり老人であるから、ヘルパーの資格を持たなければ働かせられない。回りくどくなったが箱物(施設)は建設しても介護職不足で運営は大変なようである。最近の新聞では、介護職紹介料が平均で50万円という。働く人は労働条件の良い方へ流れるのは自然の法則である。雇っても定着率は低く、半年内の離職率は38.5%というから就職しても直ぐに辞めていく。有効求人倍率は、南関東と東海地方が5.37倍と高く、介護職は俗に言う引っ張りだこの状態であるらしい。私の周囲は農家が多く、相続税対策に老人ホームをと安易な気持ちで衣更え。デイサービスに通っても人出が無く、テレビを見せてほったらかし、サービスが悪ければ人は去っていく。これからは人出不足で倒産、こんな現象が増えていく傾向は止められないであろう。


2020・01・29(水) 曇・晴





新型肺炎が中國の武漢市を中心に流行し拡散しているている。今回の新型コロナウイルスによる肺炎は、人間からの発生でなく、異種動物から人間への感染であり、従って予防する免疫の仕組みを利用した「ワクチン」も無く、抗生物質も効果がない新型のウイルスであり、性質が悪い。私達の予防は感染を防ぐしかなく、テレビの放送では中国でマスクが欠如しており、争奪戦でパニック状態も放映されている。日本は島国であり、黄砂のように海を越えて日本まで細菌が飛散する心配はないであろうから防御の面では容易な点はある。どう処理をするか、私達素人には何ともする手段は見当たらないないが、こうした時の為に専門家が居り政府機関が存在する。言って見れば一つの災害であり危機管理、被害者を出さないのが現政府の腕の見せ所であり、国民は見守るしかない。早期の鎮静化、安心して生活できる環境を整備するのが安倍君の責任であり、お手並み拝見するしかない。


2020・01・28(火) 雨





一昨日記したが、気力が湧かず一日中ボーとして2〜3日過ごした。現在我が家の周囲にも同年代の老人が数人存在する。唯近所なので知人と言うだけで挨拶するくらい、親しく話した事もなく深い付合いではない。未だ体力的には寝込む事はなく、認知症でもなく皆自力で動ける人達である。その人達は時間を持て余しているようである。半日か一日のデーサービスへ通っている。年金者組合の人達は、仲間同士で集まり山歩きしたり集まったりして楽しんでいる。私はPCの前に座れば書くことも調べる事も一杯ある。時間は足りないくらいである。一日置き位には外出の要件も有り時間を持て余すことはない。ボケている暇もないし幸せな事なのかも知れない。


2020・01・27(月) 曇





人間嬉しい時は涙が止まらず、泣くもである事が解かった。悲しくとも悔しくとも涙は出ず泣けない時もあるが、嬉しい時は必ずなく。昼、大阪国際女子マラソンで、松田瑞生選手が好タイムで優勝した。相撲では幕尻徳勝龍が好成績で優勝した。どちらも激情が込上げ、抑えきれずに涙を流して泣いていた。嬉し泣きであっあた。


2020・01・26(日) 曇





最近予期せぬ不要な出来事の連続で頭は混乱、関連する事ではあるが脳の後頭部にも異変。検診の結果高血圧で診察を受けろという医師の指示もあるが、その暇がない。晩酌に一杯飲み安定剤を飲んで寝るので眠るのであるが、深夜3時か4時には一度目覚める。ただその後が眠れないのである。そんな日が数日続いている。従って日中も気力は湧かない。ウインドウズ7の変更でPCも不調で進まない。こういう不調も時には重なる事も有ろう、そう割り切り焦らぬ事にした。2〜3日ボーとして過ごさなければならなかった。頭の休養である。


2020・01・25(土) 曇





警察のエゲツナイおとり捜査(ネズミ取り)で、時間制限進入禁止をタッチの差で逆進入で反則金と免許2点減点、つまらぬことでエネルギーを消費するのも無駄と、翌朝直ぐに郵便局から入金した。もっと大きな悪い鼠が沢山ウロチョロしているのに野放し、もっとそっちに力を注げよと言ったが、これでサッパリ片済みと忘れていた。夕方書留が届き妻にも知れてしまった。中味は二俣川の運転免許本部で「認知症検査」の通知である。しかも指定日は、午前東京高裁の裁判傍聴、午後からは横浜教委要請と宣伝が入っている大事な日、生憎な日にち指定である。折角サッパリ忘れていたのに、又面倒な権力の乱入である。昨年3月に検査し高得点、免許を書き換えたばかりである。ここで喧嘩しても免許を失う事になる。日程をやり繰りし変更することにした。馬鹿げた事ではあるが。


2020・01・24(金) 曇





私は時間が有ればPCと向き合い、テレビは殆ど観ないが時々水分補給に1Fへ下りてゆく。妻はテレビを観ているが国会中継、安倍君の答弁は相変わらず逃げ・すり替え・時に居直り、官僚の書いた文書を読んでいるだけだが、子供が間違いなく読めた程度で自慢顔、終わった後周りから「今日は良かったですね」と持ち上げられ自慢顔。日本のこれからが思いやられる。


2020・01・23(木) 雨





昨日日活の俳優宍戸錠が86歳で死去した。日活と言うと裕次郎・小林旭・赤木圭一郎・和田浩治・宍戸錠等アクションものスリーズで、若者を対象にドル箱であった。赤木圭一郎は事故で早逝してしまったが、私は裕次郎と旭はキザで好きではなかった。特に裕次郎は嫌いだった。和田浩二は眼を負傷し途中で消えてしまったの記憶している。最後に残ったのは宍戸錠で、何本かの映画を見ている。86歳、あと8年私が生きられるか、最近そんなところに頭が廻ってしまう。


2020・01・22(水) 曇





もり・加計から始まって現在は桜、データの改竄から消失・シュレッター処理と、証拠隠滅は止どまるところを知らない。日本の歴史が塗り替えられるよりは消されて国家の体を成していない、それが日本の現状。底辺の官僚が勝手に処分できる権限はなく、そんな大それたことをする下級職員は居ない。上層部からの命令で実施した事に間違いは無い。ところがそうした事実が明らかになると、担当者が責任を取らされる仕組みになっている。安倍君主催の「桜を見る会」の参加者問題で、内閣府公文書管理課長が責任を取らされ交代させられた。理由はシュレッターで切断処理、安倍君に有利に消滅させた事ではなく「野党との対応がまずかった」という理由である。つまり野党を巧まぐ誤魔化せず、隠蔽が明らかになってしまったからという言い掛かりで官僚の首が飛ぶ、安倍恐怖政治の実態である。


2020・01・21(火) 晴





例年は成人式の15日が年賀状の当選番号を決める日であったが、近年は連休をつくるために日にちがズレ昨日であった。昨年義母が95歳で永眠、喪中のはがきを出したのであるが間違えて7〜8枚が届いた。その中で1枚が切ってシートに当たっていた。今年から下2桁が3枚当たり、3/100で3%の確率であるから、今年は運が良かったと言える。18歳から60年、一年に100枚を平均として6千枚、今でも全部保管してあるが、1度だけ2等賞が当たった事がある。2等というとさぞ立派な賞品かと想像するであろうが、その時の景品は何処か電機メーカーの試作品、何の役にも立たない欠陥商品で使用できる代物ではなかった。宝くじも40〜50年買い続けているが当たり無し、クジ運には縁のない星の下に生まれたと諦めるより仕方あるまい。


2020・01・20(月) 晴





最近の統計を見ると、中国の一人当たりのGDPが1万ドルに到達したと報告されている。為替レートで計算すると1ドルが約110円として、日本円に換算すればすれば中国では年間約110万円の平均所得になる。嘗て日本と中国の一人当たりのGDPは1/100と言われていた。中国では1万円の年収が日本では100万円という計算になる。言い換えれば1万円で生活出来たが日本では100万円なければ生活が成り立たないとも言えるのだが。40〜50年前の比較である。池田勇人首相の当時、高度経済成長・所得倍増政策が執られ日本のGDPは一年に15%を超す高成長を遂げてきた。東京オリンピックの直後であったが。中國で北京オリンピックが実地され、以後日本と同様年15%を超す高成長を遂げ、昨年度でも6.1%の成長率を遂げている。日本はその後せいぜい0〜1%程度で、数十年間低迷している。国民総生産では日本は既に追い抜かれ、2位中国3位日本であることは誰もが承知しているところである。日本と同様比例するように中国もここ20年経済成長を遂げて来たのである。唯中国は人口13〜14億人と言われているので、一人当たりのパイが少ないのは当然である。ところで日本の一人当たりのGDPは現在350万円程度と言われている。飽く迄も平均であり、日本は格差社会で以下が圧倒的多数で格差は大きく貧富の差は大きいが、大企業や大金持ちが保有しているパイを平均した計算値である。何れ中国に追いつかれ追い越される時期はそう遅くはないないのであろうと予想される。


2020・01・19(日) 雨・晴





麻生氏の口害は毎度の事、今に始まった事では無いが、その低能さには呆れる。「2千年の長きにわたって一つの民族、1つの王朝が続いている国はここしかない」と、事実に反する幼稚な事を言い放つとは。日本には原住民としてアイヌ民族が存在し、そのことは自分も参加し賛成して法律でも認めている。彼の妹が皇室に嫁入りし、自分も天皇制の皇室の一角に存在するという自負から発せられた言葉であろう。単純で無知であるから。現在続いている天皇が先祖は朝鮮民族であることは、常識ある日本人であれば誰でも承知している筈であるが彼はそれさえも知らない。私も自分のルーツを調べ始めた時期があったが直ぐに行き詰まってしまった。4代前は子供が出来ず私の祖父の両親は、両養子であるからS家の家系は残ったが血筋は絶え、新たな血統で引き継がれ現在に至っている。長年月の間そうした事態が何回か繰り返され、現在の私が存在しているのである。彼は周囲から教えられてやっと解り撤回はしたが、副総理たるもの幼稚すぎて笑うことも出来ず、口を開けて唖然とするのみである。


2020・01・18(土) 雨





今朝は5時起きし8:20〜9:45まで、厚労省前でチラシを配布しマイク宣伝行動を行ったがそれはさておこう。
25年前の今日5:46、直下型の阪神淡路大震災が発生した。出勤前だったのでテレビで火災が起き高速道路が倒壊している画面を見、大変な事になったと心配しながら会社へ向かったものである。実は私は前日まで被害の酷かった三ノ宮周辺に居たので、1日違いで幸い被災を免れたのである。東電争議の全国行動で前日に2人で兵庫へ行き泊まり、翌朝神戸の活動家の支援を受け神戸の中心である三ノ宮駅でチラシを配りマイク宣伝を行った。午後からは地元の活動家に案内をお願いし、組合や組織周りを行い支援や署名の依頼とカンパ等のお願いをして廻った。その日は神戸の支援者と一杯飲みながら食事をし、新神戸駅近くのホテルへ宿泊した。翌日の午前中は各国の大使や職員が住んでいたという外人街を見学し午後に新幹線で帰京したのであるから、都合神戸には3日間滞在した事になる。地震は帰宅した翌朝発生したのであった。そうした関係で、神戸には沢山の友人知人が居たのでその人達の安否が気になり心配であった。会社からも電話をしたが、全国から集中するので電話は全く繋がらない。昼も夜帰宅してからも何十回電話を掛けたであろうか、全然繋がらない。3日目の朝名案が浮かんだ。皆が掛け集中する時間に掛けるから繋がらない、会社へ行く前早朝にすればと思い直ぐに実行した。やはり繋がった。3人の被害は有ったが、人身事故は無く家屋半壊の被害だけと確認して安心した。その後も神戸へは争議支援やオルグで毎年のように行き、復興の状況等も案内してもらい確認した。最初は大通りに面した所は再建は早かったが、一歩裏通りへ入ると4〜5年しても潰れたまま回復していない場所も多々有った事を記憶している。あれから25年、四半世紀が過ぎているかと思うと、月日の経過は早いものである。


2020・01・17(金) 晴





今年の箱根マラソン、7区で区間新記録が生まれた事について、偶然ではなく他のアルファーがプラスされていると指摘した。区間賞10区のうち9人が厚底靴の着用であり、通常の靴で走ったのは1人だけであった。今日の夕刊では、世界陸連が厚底シューズの使用を禁止する決定を下した。私の主張は、圧底の反発力で1歩1cm歩幅が伸びたとして20km、何十万歩で走ったとして、通常より500mは速く走れることになる。500mは通常の選手の走力で1分30秒に匹敵する。そこに眼に見えない秘密が隠されていることを私は予見していたからである。


2020・01・16(木) 晴





朝起きても寝起きは悪い。何時もは狭い道路で車のすれ違いは出来ず昼でも遠まわりしてくるのだが、たまたま信号が赤で車が止まっており右折したのであるがパトカーの待ち伏せ(ネズミ取り)に引っかかってしまった。もっと大きなネズミが多いのに手が出せず放置、弱いもの苛めが権力の本質である。こんな所で喧嘩しても時間と精力の無駄遣い、近くの郵便局へ「反則金」を納めに行った。カンパでもすれば有効であるが、これが又回り回って悪い事に使われるかと思うと、実にムダ金である。


2020・01・15(水) 雨・晴





現在は16:30になると外は暗い。家の近くに来て17:00は少し過ぎている。直ぐ前の信号は赤で車が停まっている。渋滞ではと思いすぐ手前の道路を右折する。100m行くと変形の五叉路、ライトを点灯した車が3方から来て三すくみ状態、私の後ろにはパトカーが尾いている。その100mだけが17;00から一方通行に変わる、近くに住んでいるが私の知らない事。間が悪い事に10分違いで通行禁止場所へ侵入し通行したと違反。反則金7000円、免許証2点の減点、今年は新年早々縁起の悪い年である。


2020・01・14(火) 晴





もり・加計からはじまり、桜を見る会・IR、海上自衛隊の中東派遣、反対が賛成よりもダントツに高率、(共同通信世論調査)、それなのに内閣支持率だけは高止まり、如何に世論操作の為に作られた数字であるかは明白。反対が圧倒的に高いのに、国民世論無視で強引に実施。投稿川柳でも(ルーレット廻る前から回るかね)、この一句で説明の余地はあるまい。


2020・01・13(月)晴





12:30から#38回全国都道府県対抗女子駅伝が京都で行われていた。昼食時なので見始めると、途中で腰を上げる訳はにいかない。都道府県対抗なので、オリンピック出場の有名選手が出身県からエントリして走るなど、何人抜きと見せ場は多くなった。この大会は京都で行われるので、やはり主催県が力を入れるので、17回と歴史の約半分は優勝しており、今年も1位でゴールした。駅伝は跳びぬけて速い選手が居ても勝てず、チームプレーなので安定した力を持つチームが優勝する。昨年優勝した愛知は今年20位と中々連覇は難しい。私の出身県群馬や神奈川は注目し応援はするのであるが、残念ながら上位にはなるが7位に13位と、優勝には手が届かない。


2020・01・12(日)晴・雨





私は雑学というか若い時から小説は色んな分野の作家の作品を手当たり次第に読んできた。白樺派と言うと志賀直哉や武者小路実篤の名が直ぐに浮かぶ。二人の作品は大分読んだが、特に武者小路実篤の文章は単純で読み易く今でも内容の一部は記憶に残っている。貴族の出身で、私財をなげうち「新しき村」を作り、村内は平等で公平な共同生活が行われていた。農業を中心に支え合いながら暮らす理想郷を創設する営みの実験でもあったのだろう。「新しき村」は宮崎県から最終的には埼玉県へ移り現在も数世帯が残っているという。実篤の作品は、そうした村の営みや生活が綴られている作品が主であった。当時私は、社科学を勉強していたので、マルクスやエンゲルスが科学的社会主義を纏める前段、「空想から科学へ」の、「空想的社会主義」を目指していたのではないかと愛読していた。現在は労働者の4割は非正規社員で賃金も正社員の半分で生活も安定せず格差社会は益々広がっている。全体が人間らしい生活を営む社会、福祉を削って軍備増強の自公政権では、全く真逆の方向へ進んでいる。この辺で舵を切り替えないと日本は衰退の道を辿るであろう。


2020・01・11(土)晴





昨年は義母が95歳で永眠したので、今迄交換していた人達に喪中のはがきを出しておいた。11月の初めにポストインしたので相手に早く付き過ぎて忘れたのか迷い込んだのか、何人かの方から年賀状が届いた。一枚は新しい人からなので仕方ないが、都合8枚の賀状が来たことになる。従ってこの人達には寒中見舞いで礼状を出すことになる。これも少し早いが、今日作成して温存し、適当な時期を見計らってポストインすることになる。


2020・01・10(金)晴





3年半前になるが相模原の施設で入所者と職員を含めて45人を殺傷した事件の裁判が昨日8日より、横浜地裁で初公判が始まった。争点は植松聖被告が精神異常で責任能力が有るか否かにを中心に逃げ込んで無罪を主張しているという。裁判こそ最も自己の主張を表明し宣伝効果のある場所である。自分の主張を堂々と展開すればよいではないか。しかし、45人も殺傷しておきながら、自分の信念の一言も言えないで、心神喪失か心神耗弱だったと述べ、精神障害を理由にしている。余りにも自身の主張が幼稚で耐えきれずその場に居ることにさえ耐えられず、自分の指を噛んで如何にも精神病であるかのパホーマンスで、法廷からも逃げ出す始末である。3年程施設で働いたようであるが、施設の責任者は植松被告の気の弱さを見抜いている。有罪になれば被害者の多さ事件の大きさからして死刑は間違いない事は自覚している筈である。それが怖くて精神障害を演じている事は見え透いている。醜く滑稽な演技でしかない。


2020・01・09(木)晴





昨年12月に市の定期検診を受診、血圧測定で高い値が出たので問診で、結果が出るまで朝晩血圧測定し血圧手帳を渡され記録するよう支持を受けた。私は従来から190/100程度で安定し脈拍も90程度で一定している。測定の記録も同様であった。脊柱管狭窄症を発症し登山を中止したので、運動不足は承知で当然メタボになるのは仕方のない事である。半月程して結果を聴きに行くと高血圧も指摘され、循環器内科を受診するよう指示された。年末から年始なので未だ受診してないが、周囲の意向も強く近日中に病院へ行こうとは考えている。今日は水曜日で北里大HPへの通院日、問診を受け薬を投薬してもらう日であった。広い廊下の一角に血圧計が設置してあり自由に測定できる。毎回測定するのであるが、今日は150/86であった。間違いではないかと2回測定したが同じである。何と正常値ではないか。高血圧は治った気分になったが油断は禁物、病院へは行くつもりでいるが。


2020・01・08(水)雨・晴





今日は今年の仕事始め、関内駅での宣伝行動であった。1ケ月程前、通院中に急に体調を崩し、午後からではあったが宣伝や教委への要請等々に参加できなかった。今迄初めての事であり、精神的ショックは大であった。出先で倒れたりすると、行動が中断・中止になったり周囲に迷惑がかかるばかりでなく、大衆的に与える影響は大きく、マイナスイメージを与える危険をはらんでおりリスクを負う。特に朝の体調が悪いのが常で調整が難しい。従ってその点を配慮し、前夜は9時には就寝し十分に睡眠を採り始発のバスで出掛けた。演説の内容も前日に準備したが、嘗てのように流れるように言葉が出て来ないぎこちなさを感じた。脳細胞の柔軟性が失われ、頭が硬直した感じで自分で言葉が自由操れないじれったさを禁じ得なかった。ただ何事もなくやり過ごせたことで今迄の不安を克服し、「未だ出来る」という次へのステップを刻む自信を取り返したのが何よりの収穫であった。未だ老いては居られない。


2020・01・07(火) 曇





私は寮にいた頃、西部劇を見るのが好きであった。翌日が休みの日など、深夜まで寝そべってテレビを観ていた事もある。インディアンを悪者とするテーマは、原住民差別としてバッタリ無くなった。西部の荒野でナラズモノが暴れまくる無法地帯、そこへ正義の流れ者が来て虐げられた住民を助ける。最後は決闘で、後から銃を抜いた方が正義で勝つ。銃社会では、先に銃を抜いた方が悪、正当防衛が認められ正義というルールがあった。現在のアメリカはどうであろうか、そのルールさえ無視する野蛮国である。トランプ大統領は、無人機から精密なミサイルを3発も発射し、素手同然のイラン司令官を暗殺した。西部劇でも相手の後ろから銃を撃つのは卑怯であり悪である。一挙に中東情勢は緊迫した状況を迎えた。その危険な場所へ安倍君、自衛隊を派遣する。アメリカの手下である日本は百も承知。報復を宣言しているイランのミサイルが自衛艦に向けられない保障は何処にも無い。日本も無謀な司令官には即刻退陣の道しかない。


2020・01・06(月) 晴





”一年の計は元旦にあり”というが、例年は年末から1年の纏めをしたり翌年の計画を立て、「よし今年こそは」と張り切って新年を迎えたものである。しかし、後期高齢者になると、そうした新鮮な気持ちは薄れてくる。残念ではあるが。ただ現在の政治状況を見ると、戦争への危険な足音が響き具体的にどんどん邁進していく自民安倍政治である。安穏と言うより危惧の方が大きく、じっとしてはいられない。書きたいものもあるし遣りたい事も沢山存在する。実現するためには何よりも健康で長寿でなければならない。元気で過ごすためには、体力と気力を維持する事が求められてくる。今のところ焦らず無理せず、出来るところから遣っていくしか策はあるまい。”犬も歩けば棒に当たる”で、或る時素晴らしい発想が閃くかも知れない。


2020・01・05(日) 晴





娘の家族が3人で年始の挨拶に来た。昨日3日迄行き付けのスーパーが休日だったので、午前中は生物など食品の調達で忙しい思いをしたが。娘と孫は暮れに来たばかりであるが、孫の顔を見るのは楽しみで、特に正月お年玉を貰うのが孫にとっては嬉しそうである。話題はどうしても孫の話が中心である。来年は年長、翌年の4月には小学校入学と、月日の経過と子供の成長は早いものである。来客相手に昼からアルコールを飲んだので仕事にはならず、早く寝てしまった。


2020・01・04(土) 晴





往路優勝した青学大を東海大が何処まで追い上げるかが、今日復路の見どころであった。6区からアンカーまで中継所でのタイムはほとんど変わらず平行線、ゴールしてみれば結果は僅かに20秒短縮しただけ、東海大の復路優勝であったが、青学大の地力を見せつけ総合では大差での勝利であった。今年の特徴は選手のスピードアップもさることながら、厚底靴のスプリング効果が有ったのではないかと思われる。往路で4区間、復路で3区間と7区で区間新記録の輩出は通常では考え難く、選手の力以上のプラスファクターが加わった結果ではないかと私は考えている。今後の検証を待ちたい。三日間駅伝三昧、今日で私の正月は終わりである。


2020・01・03(金) 晴





今日明日と箱根駅伝、元旦から3日間は駅伝三昧で他の事には手が着かない。初日は往路5区であるが、4区で新記録が塗り替えられるという高速化がが進んでビックリ、しかも一気に大幅な記録更新であった。マラソンや駅伝を見ていると、自分が走っている訳ではないが、気が付いて見るとお腹に力が入っていることに気が付き力を抜くのだが、また自然と力んでしまう。往路はやはり安定して青山学院が優勝、新記録も更新しての勝利であった。


2020・01・02(木) 晴





例年の事であるが、実業団ニューイャ―駅伝は私の故郷群馬の中心を廻るコースで行われるので見逃せない。何時もは空っ風が吹いて寒風の中で行われるので観客や役員の身支度を見て分かるが、今年は珍しく暖かそうな日和だったようである。結果は王者旭化成が昨年に続いて2連覇、安定した力で余裕の優勝であった。


2020・01・01(水) 晴







最後に私の一年を総括すると、この今年の一字は”怒”に尽きる。
そこへゴーンが国外へ逃亡したニュースが飛び込んだ。安倍君が間抜けなら行政もあらゆる機関が弛み腐敗。検察も税関も間抜けになる。まんまとゴーンにしてやられた失態は”笑”で閉めよう。安倍君、世界の笑いものである。


2019・12・31(火) 晴





私が子供の頃、田舎では正月三日間は朝食の支度は男手で行い、主婦を休ませるという風習があった。我が家は男手と言うと父か長男である兄の役目であった。私は未だ子供、食事などは出来なかったので食事当番を行った記憶はないが。それに元旦はともかく、三がん日は店は閉店で休みであった。現在大阪のセブンイレブンのオーナー店では、せめて元旦だけは休み家族でゆっくりしたい。そうした運動が起こり有志が団結して本社と交渉しているが許されず、契約解除から裁判と険悪な状況に至っているようである。そもそもの原因は人手不足、パートもアルバイトも働き手が無く、オーナーに過重負担がかかっている事から来ている。深夜開店しておいても賃金対売り上げの対比でメリットはなく、同様に元日も客足は少なく、利益にはならない、つまり費用対効果の関係で開店しても利益は上がらないという。商売の基本が崩れてしまえば開店しておく意味はない。時代は変遷すると同時に、ユーザーの意識も変り非正規社員や国民の懐具合も芳しくはない。事は必然的に昔に回帰していくことが法則の成り行きである。


2019・12・30(月) 曇・雨





厚労省へ要請に行ったり門前での宣伝で演説をするにしても、自分たちの要求だけ喋っていても大衆受けはしない。そこに勤める職員や国民の関心や要求を織り交ぜないと、聞く人の心を惹きつけ肝心なテーマに結び付けられない。又応対する本人には直接関係はないが、厚労省全体としては弱点になる急所を攻めなければならない。従ってきれい事だけでなく、自分でも好まないが調査をし、豊富な情報と資料を持っていなければならない。安倍側近の和泉洋人補佐官が厚労省女性幹部と愛人関係にあり、公費で内密に京都へ出掛け、京大iPS細胞研究所の中山伸弥所長を訪問し、財政支援の打ち切りを一方的に通告したこと、良からぬ密会の場面の写真も週刊誌で報道されている。週刊誌を買って読むまでもなく、I.Tを検索すると大概は出てくる。女性幹部とは大坪寛子という医系技官であるが、慈恵医大卒・医学博士号を持つ女性である。博士号も金と色気で取得、厚労省の中でも実績らしきものは何一つない。同様の手練手管と安倍補佐官の肩書を利用して出世をし権勢をふるっているようである。官邸の権限を背景に現在の医療行政を混乱させ捻じ曲げていると、良い事は書かれていない。こうした人物が関わって作成成立させた法律は真面なものではない。年収1500〜2000万円とあるが、真面な仕事もしないで税金の無駄遣いであり、こうした人物こそ不要の存在である。


2019・12・29(日) 晴





これで3回目であろうか、日誌をインプット中に全部が消えてしまう被害が今日も発生した。他にも文章を作成中に同様な事が起こっている。文章の場合はそれだけで済むが、この日誌の場合は大変である。題字から全てが消滅してしまうので、前からの関連性が無くなってしまう事になる。従って、元通りに復帰させねばならない。こうした被害を想定して文章については予備をフロッピーへ格納保存しておくが、ホームページの画面と違って約束事が有り、見えない符号で操作しなければならず、大変な労力を要する作業である。数回目なのでコツは覚えているが、昨日も復帰させるのに5時間以上は要したであろうか、午後から深夜に掛けて必死で回復した。インターネットは外のラインと接続しているので、その道のプロであればハッカーでも何でも可能であるらしい。つい先日は、中学生が担任の先生のPCに侵入、自分の成績を修正したというニュースが報道された。電子の世界は人間の目には見えないが、悪事は必ず発覚するものである。その代償は大きく倍返しなど比較にならない重大事を招くと認識すべきである。


2019・12・28(土) 晴





77歳で4歳の外孫一人、今日は半年ぶりで顔見せに来る日である。秋は幼稚園の運動会や文化祭で多忙な季節、敬老の日も兼ねて元気に飛び跳ねている姿をこちらから行って見るのが順当なのかも知れないが、年齢のせいか出掛けるのは腰が重い。7〜8年前までは、いえから徒歩5分の近くにトイザラスという大型玩具店が存在していた。孫が遊びに来るとそこへ行きオモチャを買い、近くのレストランで食事をするのがコースで有ったらしい。現在は少し離れたニトリモールという、トイザラスは勿論ヤマダ電機やアオキ洋服店やダイソーなどと食事も出来る大型店舗が集合し、相乗効果で集客力があり子供も遊べるる場所へ移転している。町田駅へ迎えに行き直接トイザラスの店へ行き、帰宅するコースを辿る。柱のキズは夏から1cmも身長が伸びている。子供の成育と言うのは、心身共に驚くほど急速に発達するものである。この子たちがどう成長するか楽しみであると同時に、スクスクト育つ平和で豊かな環境を保存し、後世に残しておくことが我々大人たる人間の使命でもあろう。


2019・12・27(金) 晴





沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設について、防衛相は昨日「3500億円以上」と想定していた総事業費が3倍近い9300億円に膨らむ見通しを示した。3年以上前から予想されていた埋め立て予定海域に広がる軟弱地盤の改良工事が必要な為、今後完成までに更に9年3ケ月掛かると試算した為である。安倍君、県民の反対の意思表示を無視し、力づくで基地移転を強行した訳であるが、底知れないブラックホールに吸い込まれてやっと気が付いたようである。沖縄県の玉城デニー知事は26日これを受けて、「こういう公共工事は直ちにやめた方がいい」と強調し、同時に「辺野古の工事は最低でも13年かかり、2超円以上が必要」と指摘している。安倍君、モリ・かけから「桜を見る会」の疑獄事件、自衛隊の中東派遣を閣議決定と辺野古の泥沼に足を踏み込み、文字通り抜き差しならぬ窮状で新年を迎える事になる。この先は最早長くは保たないであろう。


2019・12・26(木) 曇





年末になると各新聞社とも一年間を総括して、今年の十大ニュースを纏めて発表する。同じ国の新聞であるから、同じ内容になるかと思いきやさにあらず、それぞれの社の思惑が出て扱いが異なる。特に新聞社によって違うのは、政治的な事件や問題は、文字通り政治的な立場と関係や配慮で、全く無視したり順位を下げたりして並べるので読者は「エッ!これが?」と戸惑う。私は東京新聞のまとめた国際・国内の十大ニュースを転記しておくのが常である。それだけでなく後日の覚書として一目で判るように、自分の手帳のメモを書き移して一覧表にしておく。更に「私の十大ニュース」として、一年間の主だった出来事を10項目に纏めておく。それが今年最後、私の晦日のノルマである。


2019・12・25(水) 曇





同じ失敗を二度と繰り返さない、人はそう言うが私も常々そう思ってはいる。のど元過ぎれば熱さを忘れる、という諺もあるが、今日はその喉元をを過ぎた時期だったのかも知れない。以前に車のライトを消し忘れ、バッテリーをあげてしまう失敗をした事がある。町田の街の中心から少し離れた所に、珍しく300m程のトンネルが存在する。妻の買い物のアッシーの帰りには毎回そこを通過する。当然ライトを点灯するが、昼なのでうっかり消灯を忘れる事がある。半年ほど前にその為にバッテリーを買い替えたばかりである。JAFを読んだりしてして結局交換、1万5000円は無駄な出費をしたろうか。今日も午前中買い物をして帰り、ホグランプを消し忘れていた。ピンポーンとブザーが鳴り、来客かと出てみると知らない人。通りかかった人が、消し忘れをわざわざ知らせてくれたのである。もう少し遅ければ年末に再度の出費を免れた事になるが、すんでのところで助かり感謝・感謝であった。


2019・12・24(火) 晴・曇





現在の安倍政権の行政は、国家の体を成して居ない事は今更クドクド復習する必要はないであろう。中央が堕落・腐敗すれば地方自治体に伝染する事は千葉の森田健作君にしても神奈川県にしても同種・同様である。神奈川ではPCのハードデスクドライブ(HDD)が、PC導入の当初から持ち出され処分されていなかった事が明らかに成っている。その数たるや何と700万人分、まりつ神奈川県民全体の個人情報が流出し公開されていた事になる。最近持ち出され盗難に遭った分十数個が「全部回収された、被害は防げたし無かった」と黒岩知事は宣言し、幕引きを謀ろうとしているがとんでもない話であり、未だ終わってはいない。前にもこの欄で記載したが、我が家の電話機は嫌がらせや詐欺電話防止の機能が付けられている。友人・知人・親戚・必要関係機関を含めて約100件が登録されている。その分については受話器が名前で呼び出し知らせてくれる。相手誰か明白に知れているので安心して受話器を挙げられる。それ以外は電話番号は表示されるが不明な電話なので受話器は上げない。怪しい電話については受話器が選別して「非通知」と表示されるのでこれも受話器は取らない。最近はとみに「非通知」の電話が頻繁に掛かって来るのである。一日に5〜6件は連日の事である。2日程前には神奈川県警のヘリコプターが上空を旋回し、何事か大事件でも起きたのかと耳を澄ますと、「この周辺を中心に、オレオレ詐欺の電話が集中して掛けられている」と、空から警戒を呼び掛けていた。この事でも明らかなように、神奈川県の緩み、無責任な失態は、終わるどころかこれから被害が続発する恐れが存在する。その種をまき散らしたのは、神奈川県が無防備に行った個人情報の大量流出であり、その責任は重大である。


2019・12・23(月) 曇





伊東詩織さんが山口敬之元TBS記者を性的暴行で訴えた民事裁判は、伊藤さんの完全勝利であった。その経過の内容と更に重大な権力乱用の実態が今日の「本音のコラム」前川喜平氏の執筆で掲載されている。全文を転載しなければお伝えできないが、此処ではそれは避けたい。安倍独裁が日本の三権分立を破壊している実態が明らかにされている。伊藤さんの具体的事案にまでも、安倍政権による「刑事司法の私物化」という恐るべき実態が明らかにされているのである。関心のある方は、是非本文を読んで頂きたい。既に日本は法治国家とは言えない事態に陥っている。


2019・12・22(日) 曇





郵便局と農協(JA)の網は日本全国津々浦々まで張りめぐらされている。農協は貯金から米・肥料から農機具や野菜食料品の扱いから生活の全てに亘って取り扱われていた。郵便局も又郵便物や電報貯金に小包等、田舎では欠かせない存在であった。私の田舎の近くには電話は郵便局にしか無く、急用は局の電話を借りるか電報でしか連絡は取れない時代があった。その名残は現在でも残り続いているであろう。その位強い繋がりと信頼関係で繋がれていた。郵政が分割民営化され、大企業や金持ちだけでなく米国にも狙われ、単なる金儲けの具にされ営利企業として郵政三事業に分割され運営されている。上層部は財界や官僚の天下り先として、美味しい利権の宝庫として狙われてきた。現在そのしわ寄せが表面化し沸騰している。民間営利企業として、昔の強い繋がりが悪用され、ノルマを達成するために法に触れる悪事が公然と行われてきている。認知症になった老人が狙われ、二重三重に不法に契約を強要され騙され困窮している。先ずやるべきことは、不当に契約された負債を解決救済する事が先決であろう。悪の根源である日本郵政そのものの改革改善、大臣を含めた総務省自体の改革・刷新が必要である。情報を漏らした次官を更迭し、トカケのシッポ切りで国民の目を逸らせ逃げ切りなど許されるものではない。悪い事をした幹部は整理し、体制の改革刷新をしない限り、元の木阿弥である。


2019・12・21(土) 曇





来年2020年度の予算案が閣議決定された。100兆円を超え102兆6580億円と史上最高、その増えた分は主に軍事費である。今年の軍事費は5兆3133円であるが、これには大きな誤魔化しがある。アメリカや日本の軍事企業に年賦の借金が有るから、それを支払えばほぼ倍ぐらいの規模になるであろう。昨年度の当初予算は97億7千万円超で、年度末に補正予算を組むので、事実上100兆円を超えると踏んでいたが、今年はいきなり103兆円弱である。年度末の補正をプラスすれば106兆円を超えるであろう。消費税10%の増税分は、軍事費と大企業優遇の原資に廻され、肝心の福祉や教育費には回されていない。難病指定で闘っているが、戦闘機1機を削るだけで十分に患者さんを救えるのに、力関係を変えていくしかない。困難な仕事ではあるが。


2019・12・20(金) 晴





青山学院と言うと町田の次の古淵駅、その線路沿いの中間にキャンパスが存在する。駅伝のチームが寮生活を送るのがその学校の生徒であり、散歩の時など川の畔を選手が練習で走っているのとよく行き交ったもである。今年は2位であったがその前年まで3連覇を果たした事も有り、監督がテレビに露出し過ぎている感を免れない昨今であるが。青山学院と言うと、もう一方東京新聞の「本音のコラム」欄に週一回木曜日を担当執筆している人が居る。青山学院学長の肩書であるが、多分東京に在る本校の学長であろうと思われるが。中々の粋人で短文の最後に必ず「オチ」が付くが、それがまた若いアイドル歌手の歌詞の一節であったりして嵌っており、何時も苦虫を噛んでいる私がにんまりと笑わされる。書いている内容から税金が専門の「税法学者」であると途中から判断していた。粋人であり滑稽さも含まれるので、愛読していた次第である。今日のテーマは「肩書、肩こり、肩たたき」であった。12月15日に任期満了で学長職を定年で降り、教員生活も来年3月で終わるという。これで肩こりと肩たたきは済み、多分年内か近日中にコラムの執筆も降板するのではないかと思われる。今日のオチは、最後の肩書が学長から(弁護士)に変わっていた。粋な去り方である。


2019・12・19(木) 雨・曇





先週の11日は通院の後、午後から行事が立て込んでいたが、体調を崩しとても外出する気力はなく欠席してしまった。そんな事も有り今日は何が何でも行かないと、皆に心配を掛けることになる。余裕を見て1時間程早く現地へは到着した。1年前までは難病対策課とも友好的な関係を保っていたが、此処のところ安倍君に忖度して福祉を削って軍事費に廻す、厚労省の官僚が自らの領分を削ってまで譲り渡す、そんな態度に豹変してきたので関係は芳しくない。何時ものように患者さんの訴えや「私の一言」を読み上げるのを聞いていると、胸が熱くなり目頭が緩んでくる。5年前に制定した天下の悪法「難病法」を改正し、文字通り患者さんの立場に立って援助する、そしてCRPS(複合性局所疼痛症候群)を早期に難病に指定する、その為に力を注がなければならない。


2019・12・18(水) 晴





今年も12月の半ばを過ぎ残り少なくなり、年末の行事が入ってきた。今日は詩吟の稽古日であるが、そこにカラオケの出来る部屋が在る。何時もより1時間早く集まり昼食を共にして、忘年会を兼ねてカラオケで楽しむことにした。詩吟を習い始めて12年経過するが、初めての行事である。振り返って考えてみると、詩吟を始めてこの方、カラオケのマイクは殆ど握っていない。その代り演説のマイクは、月に2〜3回は握って宣伝している。6人で3時間程、1人10曲くらいは唄ったであろうか。私のカラオケは1座敷2〜3曲以上は唄わない事にしているが、今日は人数が少ないので存分に唄うことが出来た。詩吟も今日が吟じ納めの日であった。


2019・12・17(火) 雨・曇





テーブルを窓際へ移動したのは今年の春であったろうか、直射日光で新聞を読んだりスクラップの作業をしていと明るくて快適であった。ところが半月程経つと眼に異変を感じるようになった。眼底が痛むというか、日光が眩しい。色々考えてみたら、直射日光では白紙の紙面に反射して光量が強すぎ、網膜に刺激が強すぎ眼底に異変をきたしたのであろう。直射日光を避けているうちに症状は軽くなってはきた。しかし、ドライアイというか、瞼と眼球との滑りが悪というか眼に多少の痛みを感じていた。そんな時、冷たいおしぼりで眼球を暫く抑えていると大変気持ちがよい。だが直ぐに元の症状に戻ってしまう。外出しない日は一日中パソコンに向かっているので、画面の見過ぎではないかと妻に指摘されるが、嘗ては目の疲労を感じた事はない。クリエイトの店が近くに在るので、ドライアイの目薬を購入してもらったが効果は薄い。そこで病院の眼科で診察してもらったが、検査しても異常はないという。目薬を3本処方してもらい時々使用していた。3本が終わっても一向に快方にはむかわなかった。不思議な事に、夕食で晩酌を始めると血液の循環が良くなるのか眼の異常はピタリと止まるのである。ところが翌日になると又同じ症状が現れていたのであるが、最近はドライアイのような症状が消えている事に気が付き、楽になっていたのである。人間の身体には、自然の治癒能力が働いていたものと考えられる。


2019・12・16(月) 晴





10年以上前の事で月日の経過は思っているより早いので20年は経っているかも知れないが、日本人と関係者が同年に3人ノーベル賞を受賞したことがあった。その時アメリカに帰化した学者が一人存在していた。日本のノーベル受章者は、アメリカで研究して受賞した学者が多いが日本国籍を所持している学者が多数である。そこで日本国籍を持たない学者を数えるか否かで議論になったことがあった。当時はまだ文部省だったか文科省に変わっていたかの記憶は定かでない。そこで担当省庁である文部省が一定の線引き、見解を出したのである。日本人であっても他国に帰化し、日本国籍を持たない人については日本人として数えないという方針であった。私も同じ見解を持っていたので同意した。日本に生まれ人種としては純粋な日本人であるが、日本が好きで愛着があれば日本国籍を保持しているであろう。嫌いだから国籍を放棄したのであろうから本人の選択に任せ、無理やり数を増やすために日本人受賞者として数える事は本人の意に反する事でもある。その学者は確かイカの夜光性を研究、何かに活用して受賞した研究者であった。彼が受賞後公式的に日本へ帰国したり訪問した事は聞いていないから、何らかの理由が有ったのであろう。本日「本音のコラム」前川氏が、「日本人ノーベル受賞者」としての見解を採り上げている。


2019・12・15(日) 晴





私は結構夢を見る。朝方の夢は印象深く覚えているので枕元に置いてあるメモ帳に記録しておく。後でと延ばしておくと直ぐに忘れてしまう。夜中にも一度起きるが、頭そのものが覚醒していないので何か夢を見た気はするがメモする程ハッキリせず、トイレへ起きて直ぐに眠ってしまう。従って朝までは覚えていない。朝目覚めて後1時間は眠れる時間があると、勿体ないので起きずに床に居るが寝付かれない。しかし何か夢を見てハッと目覚めるので、浅い眠りに入っているのであろう。調べてみると夢はレム睡眠(浅い眠り)の時に見るようである。従って深夜に目覚めた時も強烈に残る夢はメモしておく。朝方の夢も2つ位は見ている。朝食を済ませて最初の作業は、メモ帳を転記し整理するが、一晩に3つ位は夢を見ている事がある。夢は昼の現実と何らかの関係は有るが、時代と場所や出てくる人物はマチマチで一致はしていないし雑多、知らない人物が現れる事もある。何時か余裕が出来れば、”夢物語”でも整理して纏めてみたいものである。


2019・12・14(土) 晴





昨日は俳優の梅宮辰夫氏が81歳で死去した。彼のフアンでも特別関心を持つ事も無かったが、旅行へ行くと観光地の土産物店街には彼の経営する店が沢山有った事を思い出した。唯一つ共通点は、年齢が4つ違いと近い事である。男性の平均寿命が確か81歳ではなかったかと考えると、自分の余命を計算してしまう。実は私も一昨日急に体調を崩し、調子の最悪な時には色々な事が頭の中を駆け巡るものである。現在の政治や社会情勢を考えると、未だ私の遣ることは沢山存在する気がする。ここで無理するより大事を採り長生きする方が、微力ではあるが社会に貢献できるのではないか、そんな事を考える年代に達した事を認識し長寿を目指す次第である。


2019・12・13(金) 曇





境川日誌は単なる日記ではなく日誌なので、思考能力が求められる。日記であれば文字通り私のその日何が有ったか、何を遣ったかをただ記録すればよいので簡単である。日誌なので、何かテーマを探さなければならず、私自身との関連性や関係と自分の所信や見解を明らかにしなければならない。テーマが決まれば半分は出来たようなもので、後はインプットして纏めればよい。テーマを選ぶ参考に新聞は読むし、コラムは読んでスクラップしておく。現在東京新聞には、外部筆者が執筆する「本音のコラム」や「紙つぶて」(元「放射線」)が有り、本職が執筆担当する「筆洗」「社説」等数種がある。今迄「紙つぶて」と「放射線」で、読む価値のないつまらない内容の筆者が2人いた。紙つぶてでは連合事務局長の相原康伸氏、彼は労働法制が国会で問題になり国民も注目していた時期であるが、労働問題に一言も触れていない。いや触れられなかったのである。他のNPO等の若い筆者は、自分の仕事を宣伝・理解させる場として一生懸命書きそれが伝わって来るし心を打たれた。連合の彼はそれを逃げていたので読む価値は何もなかった。佐藤優氏は、書くことが無く一週間苦しんでいたのが紙面から伝わって来た。そうした文章には魅力や説得力はなく、短期間で降板して(されて)彼は苦悩から解放されホッとしているのではないかと思うし、彼の能力が見え透いているので、彼がそれを自覚せず能力以上の評価を得ようとすることに危惧の念を抱いていた。他人ごとながら大恥を晒す前に見切りを付けられて、真実私もホッとした次第である。


2019・12・12(木) 晴





10日に東日本大震災(2011年(平成23年)3月11日に発生)の被災者数が、警察庁調べで発表され翌日新聞に掲載される。一面下段の隅なのでうっかりすると見落としてしまうが、私は手帳に転記しておく。前は毎月発表されたが、現在は3ケ月に1回と間隔が延びている。今回は死者が1人増え、行方不明者が2人減っている。変化のない時もあるが、一定の増減が有る。私が考えるに、死者が1人増えたのは、DNAの鑑定で身元が判明し、死者に移行したのであろう。行方不明者が2人減ったのは、もう一人は身元がハッキリして不明者から外されたのであろう。それにしても、犠牲者は1万8,428人である。オリンピックの影響で復興も遅れている。震災から8年の年月が経過するが、震災は未だ終わっていない。


2019・12・11(水) 晴





今迄この項で、過労死の問題でも何回か触れた記憶が有る。長時間過密労働、特に法律を犯す長時間の強制残業については、労使、組合との間で3・6協定が結ばれ月の上限が決められる。それをチェックするのが労働組合の役割であるが、現在の企業は殆どが連合傘下の組合である。連合の組合は、労使(資)強調・労使一体と言うが、組合は第2労務と言われているが会社労務より労働組合の方が悪質である。一例を挙るならば、遠隔地配転を命ぜられ困って私の所へ相談に来た労働者がいた。私に投票しないで君達が選んだ役員だろう、困った時こそ相談にのり助けるのが組合役員だからそっちへ行って相談してみろ、こういう時俺が役員ならなら助けてやれるが、行けば組合の本性が分かるぞ。その労働者、困っているので真面目に組合へ行き帰って来るなり、「いやー参った参った、Sさんの言うとおりでした。嫌なら会社を辞めろだって、会社(労務)だってあそこまでは言わないですよ」。事こそかようなごとく、労務の代わりに首切りの尖兵の役割を果たすのが連合組合の本質である。従って現在の組合が、労働者の立場に立つなど期待するのは無知と言わねばならない。唯資本・使用者と闘う組合は、一部ではあるが存在している。本日の「本音のコラム」鎌田慧氏のルポ報告では、大阪・京都・滋賀の関西圏では、大変な事態が生起している。全日本建設運輸連帯労組の生コン支部への、警察権力介入の大弾圧事件である。戦前の治安維持法さながらに、まともな労働運動への警察権力の介入・弾圧は民主主義破壊と共に、戦前への復帰で許す事は出来ない。


2019・12・10(火) 曇





私は朝には弱く、従って食欲もなく朝食は味噌汁とチョッとしたおかずとご飯も茶碗半分程で済ます。老夫婦2人なので質素なものである。1ケ月程前、詩吟で県の役員会と懇親を兼ね、熱海のホテルで泊まり込みの会議が有った。夕食はそれなりの料金なので、バイキングではなくかなりの料理がお膳に次々出されたが、皆で飲みながら時間をかけると結構食べられるものである。翌朝朝食はというと、これまた年配者には多すぎる料理ではあったが、これもほぼ食べ尽くしてしまった。ここまでは私の現状報告であるが、妻の友人が最近ご夫婦で旅行に行ったそうである。ご主人は普段から卵かけご飯が好きで、朝食はそれで済ませるそうである。旅行へ行きホテルではバイキングで、多種多様な料理が並べられ好きな物を採って食べられる。ところがそのご主人、結局納豆と卵かけご飯しか食べなかったそうである。やはり普段好きな物が一番、その対称的なのに思わず一人笑ってしまった。


2019・12・09(月) 曇





明日で臨時国会の会期が終わる。野党は会期延長を求めるが、議席で2/3以上の絶対多数を占める与党は、数の力で逃げ切るであろう。最後は桜を見る会の疑惑、千8百億円が騙し取られたジャパンライフの元会長が、首相枠で招待されており、その根源は伯父の佐藤栄作や岸伸介に根を発することが明らかになる。菅官房長官が刺青紋々の反社会勢力を招待し写真に納まっているが何のことはない、ヤクザと菅も同類で有るという疑獄事件であり根は深い。安倍君が地元山口の選挙区から850人も後援会員を招待し、税金で飲ませ食わせ観光旅行と選挙運動をする私物化は許せないが、名簿をシュレッターで処分して復元をしない、正に国家としての体を成していない野蛮国に成り下がっていないか。これは中央だけの問題ではなく、横浜市役所前(関内駅)での私達の宣伝を妨害しに自民党の副団長が自らお出まし、講道館柔道2段を傘に、暴力を背景に威圧してくるとは暴力団そのもの。果ては「昭恵さんとは知り合いよ!いい人よ!」と昭恵という首相の連れ合いの権力まで使って弱いものを潰しに掛かる惨めさ。さくらの問題が表面化する前の事、新宿御苑に招待され、昭恵と握手でもして有頂天になり、”安倍さくら疑獄事件”に自分も関係しているのよと、迂闊にも自ら名乗り出るお粗末な一席でした。こういう政治と社会は変えていかなければ・・・。


2019・12・08(日) 晴





私が活動をして恨みを買うのか、前々から嫌がらせの電話が頻繁に掛かる。受話器を取ると直ぐに切れてしまう程度なら未だまし、一日に十数回だけでなく夜中の2時頃毎夜かかってくる時代があった。電話局へ対策を相談に行くが、「電話番号を替えるしかないでしょう」位の助言で真剣には取り組んでくれない。番号を替えるのはいいが、知人・友人・親族へ変更の連絡をしなければならず大変な労力を要する。30年以上も前の事で電々公社の電話機も自由化、各電機メーカーが色んな機能を持つ機種を売り出し、相手の番号も表示され受信拒否も設定出来る機種を購入する事にし、以後何台か使い続けている。現在は100人程の名簿番号が登録されている。今は「オレオレ詐欺」の防止に活用しており、登録している人以外の電話番号が表示されても受話器は上げない事にしている。登録無しでも用事のある電話は、相手が名前を名乗るので必用に応じて受話器を上げる。ところが最近不審な電話が頻繁に掛かって来るが、勿論受話器を上げて出ない。その原因が何故か分かったのである。原因は神奈川県庁で使用しているパソコンのHDが、数十年前から盗用されインターネットオークションで転売され使われていたのである。その数や何と県民全体の情報が含まれた量と数である。従って1日に数回掛かるのも不思議ではなく、本元は県庁が根源であり、オレオレ詐欺の胴元であったと言われても仕方のない現実である。県知事が形だけ謝罪会見をしていたが、空っぽの頭を下げて済む問題ではなく、被害に遭ったお年寄りや人は神奈川が多い。安倍自公長期独裁政権、モリ・かけから、中央官庁を筆頭に緩みだけでなく不正・腐敗は下部に浸透している。県庁は元より市町村の下部迄腐敗が浸透している一例にしか過ぎない。


2019・12・07(土) 曇





4日の東京新聞社説。「麻生君と潜水艦」。「5月18日午前、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地内にある海上自衛隊第二潜水隊群所属のうずしおに乗艦。同艦は基地を出航した後、相模湾で潜水し、同日夕に同基地へ戻った。麻生太郎副総理兼財務相が今年五月、海上自衛隊の潜水艦「うずしお」に搭乗し、一日がかりの潜水航行を体験していたことが分かった。体験搭乗は麻生氏側の要望で行われ、実施日は部隊の休日に当たる土曜日だった。少なくとも過去五年間に防衛相を含め、航行を伴う潜水艦体験搭乗をした首相、閣僚はいない。」麻生君に同行したのはだれか、家族や孫達も連れて遠足気分で行ったであろう。勿論財務省と防衛省の内蜜の了解がなければ実行できない事であり、副総理という国家NO2、財務・防衛の幹部連も同行したであろう事は間違いない。こうした事実は東京新聞が報道するまで公表されていなかった。そもそも麻生君が潜水艦に乗る理由がなく、趣味で乗ったとしか考えられない。「桜を見る会」が政治家による国の行事の私物化ならば、麻生君の場合は自衛隊という組織を私物化したのではないか。これも自公長期独裁政権の緩み、公私混同、私物化であり、議員辞職に値する悪行である。国民はもっと重大視し怒らねば。


2019・12・06(金) 晴・曇





ここのところ電車で出掛ける機会が多くある。新聞の読者欄で毎回掲載されるのが、電車の優先席問題である。先日松葉杖を突いて耐えられなくなり声を掛けたらマタニティのご夫人が立ち、慌てて断り座り直してもらった例が掲載されていたが、隣の若者は眠った振りをして知らん顔。昨日と前日続けて霞が関へ出掛けたが、2日とも若者に独占されていて、スマホを操作したり眠っていたり。それだけでなく荷物を抱えず脚に挟んでいるので、脚の踏み場もない。シルバーシートとか妊産婦、松葉杖やペースメーカーを装着したりハートに十字のマークを付けた人も座れないでつり革で立っている姿が目立つ。正に優先席は、力の強い者若い者の優先席になってお年寄り、シルバーが座れる席ではないので、シルバーシートの名は変えてもらいたいものである。嘗て私が交通事故で半年近く休み、杖を突いてやっと出勤していた時期、半年の間に席を譲られた事はない。ただ一度だけ有ったが、タマプラから鷺沼の1駅なのでお断りした事がある。世の中「自分さえよければ、楽ならば良い」と、礼儀や思いやりは無くなり、求める方がアホという劣悪な社会に堕落してしまったと言える。国のトップがダメならば国中が劣化・腐敗する典型的な姿と言えよう。


2019・12・05(木) 晴





霞が関は官庁街、本来は私共労働者には縁の薄い場所であるが、連日通うとは思ってもみない事であった。今日は裁判所とは道路の反対側、厚生労働省への抗議の宣伝行動である。一年前までは難病対策課とは友好関係にあったが、安倍自公内閣の長期の支配の中で、厚労省の官僚も官邸に人事権を握られ屈服し忖度、国民に対して悪質に変化してきている。安倍一強支配の長期政権が如何に害悪を撒き散らしているかの実態である。難病法の弱点を突き法の見直しや改正を図る、官庁に直に物申す部隊は私達だけ少数。高齢者に対する医療費の増額も企て身近に迫っている。福祉を削って軍事費や大企業の優遇措置にまわす。許せない事である。霞が関とは、文字通り霞のように薄く見えない存在である筈であるが、私とは一生縁が切れそうもない関係である。


2019・12・04(水) 晴





2018年度、昨年のいじめ件数は全国で54万件、神奈川県で2万5千件と何れも過去最高である。という事は現在も増え続けているという事に繋がる。今日は東京高裁へいじめ裁判控訴審の傍聴へ出掛けた。弁護士といじめを受けた原告本人からの陳述が行われた。いじめられた側の心理、両親の立場や心境が語られたが、私達には想像もつかない生き地獄であったろうと思われる。本人もどうにか立ち直り闘うことの意義、このまま放置してしまえば自分もかつての傍観者=加害者に成り下がってしまう。だから闘う。原告も現実の社会を知り決して孤立はしていない味方も支援者も沢山存在すると強くなり、裁判も有利に進んで欲しいと願わずにいられない。


2019・12・03(火) 晴





資本主義社会・制度というのは、何処迄も搾取と収奪には追及されるもである。敢えて「される」と表現したのには訳が有る。定年になり資本からの直接的な搾取からは解放された。だから私は定年後貧乏しても、働けば搾取されるので職には就かず自由に生活している。家や土地の種々の税金や、医療保険だの介護保険だのと収奪され、その外にも復興税まで天引きされ強制的に収奪され逃げられない。医療費は75歳以上の後期高齢者になりヤット1割負担になったのであるが、これがまた3年後には2割負担に増額される。年齢を重ねれば体力も弱り、病気に罹りやすく医療費の負担は重く厳しくなる。軍事費を削れば医療費などほんの戦闘機1機にも満たない予算額。資本主義は、収奪の鎖からは一生涯解放されない。


2019・12・02(月) 晴





私のメール受信箱には、1日十数件のメールが送られて来る。その多くは私のアドレスを知っているプロパイダからの物で殆ど消去、必要なのは2〜3件である。最近「Change org」という、要求実現の署名を求めるメールが沢山送られて来る。学校の厳しすぎるブラック校則を何とかしたい、同様先生の長時間過重のブラックを改善したい、ハイヒールの規制が長時間で苦痛等々や血管の異常を難病に認定してもらいたい等も受信箱に溜まる。その中の多くは、クリックすれば署名が出来るので、賛同し協力してきている。私達が足で稼いで集める署名活動から比べれば、楽して集める方法には一定の違和感を覚えるが、これも行動の始まりと理解して協力している。効果があるのか疑問視していたが、その中の幾つかが実現したり、行政を動かす力になって表れ始めている。学校の厳しすぎる校則については、世田谷区が中学校の校則を来年から柔軟にすると変化している。先生の働き方については、署名の主催者が国会で参考人として証言している。踵の高いヒールの強制については、企業の制服規制の問題として新聞でも取り上げられ初めてきている。行動を起こせば、前進する効果が現れてくるものである。


2019・12・01(日) 晴









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